CYBERNET

人財力の拡充

サイバネットグループでは、ビジネスを拡大していくためには人財力の拡充が必要と考えており、人財採用、人財定着、多様性の推進、人財育成のそれぞれにおいて以下の取り組みを行っております。

人財採用

サイバネットグループは、シミュレーションという専門性の高い分野を中心に事業を展開していることから、専門性をもち、幅広い知識と経験を有する人財を採用・育成し、多様なバックグラウンドをもつ人財が活躍できる環境を構築することが、今後の成長において最も重要と考えています。
こうした考えのもと、当社の採用活動は、能力や実績を重視して、キャリア採用を積極的に行っています。また、ダイバーシティー推進、若い世代の考えを経営に取り入れるという観点から、2020年度以降、新卒採用にも力を入れ、2021年度は新卒6名、キャリア41名を採用しました。 今後も新卒・キャリア採用ともに、持続的な成長のために必要な人財を積極的に採用していきます。

人財定着・多様性の推進

IT人財、DX人財の流動性は高く、今後もこの傾向は続くものと考えられます。そのなかで当社は、事業成長に必要な高度な専門性をもつ人財を継続的に惹きつけ、定着を図るために、2021年度に策定したクレドの一つである「社員との約束」の実践――チャレンジ精神の尊重、ワークライフバランスの実現、評価制度の透明化などに努め、社員の働きがいの向上に取り組んでいます。
例えば、柔軟な働き方については、社員の自己実現、フレキシブルな働き方を実現するためにコアタイムのないフル・フレックスタイム制度、在宅勤務制度を整備するほか、出産・育児、介護を支援する制度を整備、導入しています。多様性の確保については、性別や国籍にとらわれない採用活動を積極的に行い、多様性の実現を目指しています。

人財育成

当社は人財育成にあたり、経営幹部教育、グローバル教育、階層別教育、職種別教育、全社共通教育という体系を整備しています。また、全社員を対象とした資格取得支援や教育補助支援を継続的に実施しています。
2021年度はリーダーシップ教育やESG / SDGsに関する教育などを行い、リーダーシップ教育には、管理職117名が参加しました。2022年度は多様性を受け入れるための意識改革教育などを計画しています。
社員の成長は主に業務上のチャレンジからもたらされます。当社は、チャレンジすることを尊重し、サポートし、また、新たなチャレンジに取り組んでいくことができるよう人財育成プログラムを拡充しています。
また、サイバネットグループは、日本およびアジアで共通のソリューションを取り扱っており、グループ会社間の連携、ノウハウの共有が重要になります。2021年度は、日本、中国、台湾、マレーシア拠点に所属する主に技術職社員を対象として「Cybernet International Technical Summit」を開催し、ソリューションや事例の紹介などを通じて、人財育成、グループシナジーの創出促進を行いました。