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製品情報

ThingWorxは世界中で2,000社以上の企業に利用されている、包括的なIoTプラットフォームです

ThingWorx3つの特徴

特徴① ノーコードでアプリケーション開発が可能

ThingWorxではノーコードでのアプリケーション開発が可能です。アプリ上にテンプレートやウィジェットが登録されており、ドラッグ&ドロップで直観的に開発することができます。コーディングができる技術者がいなくても短時間で開発を行えるため、中小規模の企業でも簡単に導入が可能です。

特徴② 産業用IoTのワンストップソリューション

産業用IoTのワンストップソリューションとして、IoT開発に必要な機能を全て有しています。あらゆる産業機器との接続が可能で、ダッシュボードのカスタマイズも容易です。クラウドサービスとの連携やサードパーティが開発したプラグインの追加もできるため、お客様のニーズに沿った柔軟な機能開発ができます。

特徴③ 拡張性と互換性

オープンなアーキテクチャと豊富なAPIを備えているため、高い拡張性と互換性を誇ります。データモデルのカスタマイズやUIの作成、拡張機能の追加など拡張性に優れています。同時に様々なデバイス、クラウド、サードパーティのソフトウェアとの互換性を有しています。

包括的な互換性を有し、誰でも使える、そして誰でも機能開発ができるIoTプラットフォームが求められています。

IoT導入におけるよくある課題

異なるメーカーのIoTデバイスとの互換がとれない

IoTは急速に発展してきた一方で、異なるメーカーや製品間での互換性がないことが問題となりがちです。互換性がないと接続ができないだけでなく、システム全体に誤動作や通信の遅延が生じる場合があります。ユーザーは互換性のある製品やソフトウェアを調査し、システムを構築しなければならないため、大きな手間が生じます。

柔軟なアプリケーションのカスタマイズができない

IoTは活用の幅が日々広がっているため、システムを導入した後も新しいIoTデバイスを増やし、アプリケーションをカスタマイズしていく必要があります。しかし、アプリケーションをスクラッチ開発した場合にはその後のカスタマイズが難しくなり、システムを最適化できないという課題があります。

システムが複雑になり、直感的な操作が難しい

IoT環境では、様々な種類のデバイスが相互に通信します。これらのデバイスは異なるプロトコルや技術を使用することが多く、インターフェースの複雑化を生み、操作が難しくなる傾向があります。 

IoTプラットフォームに求められる要素

IoTデバイスとの広い互換性を有する

IoT用のプロトコルは世界標準が存在しておらず、百種類以上のプロトコルが乱立しています。そのため、IoTプラットフォームには各種プロトコルに対応し、どのようなIoTデバイスと繋いでも正常な接続と制御が行える環境が求められます。

誰でもアプリケーションが開発でき、カスタマイズができる

IoTプラットフォームにとって、アプリケーション開発の容易さやカスタマイズ性の高さは重要です。それにより導入ハードルは下がり、カスタマイズを手の内化することにより長期間での運用が可能になります。また、接続するIoTデバイスの数が増えた時に問題なく動作させられるよう、プラットフォームには拡張性が求められます。

直感的に、誰でも専門知識なしで操作ができる

 IoTシステムを社内で円滑に活用していくためには、知識やスキルがなくとも誰でも操作できるインターフェースが求められます。操作の難しいシステムでは、誰もが進んで利用しようとしないだけではなく、操作レクチャーのための時間的コストがかかります。

ThingWorxは包括的で柔軟性に優れたIoTプラットフォームです

接続する

  • あらゆるネットワークと通信規格でデバイス接続が可能
  • デバイスとシステムの接続を直感的に操作可能
  • セキュアでリアルタイムの接続が可能

ThingWorxはIoTデバイスとの強力な接続環境を提供しています。150種類以上のドライバやプラグイン、コネクタのライブラリなどを有しているため、数千種類以上のIoTデバイスに対応可能です。また、適切なセキュリティ対策により、IoTシステムを安全に運用できます。

構築する

  • ドラッグアンドドロップで簡単にアプリケーション開発が可能
  • クラウド・オンプレミスどちらでの構築も可能
  • CRM、ERP、SCMなどあらゆるシステムに繋ぎ込むことが可能

アプリケーションをノーコードで簡単に作れる機能を有しており、アプリケーション構築に必要な時間を最小限に抑えられます。また、オープンソース対応により、あらゆるサーバ環境やシステムと連携してアプリ構築が行えるので、自由度の高いカスタマイズが実現できます。

解析する

  • データ内の相関関係を検出し、「なぜ起きたのか」を特定
  • 履歴データを機械学習し、機械の故障など「何が起きるのか」を予想
  • 累積データとリアルタイムデータから「どうするべきか」を提案

ThingWorxでは人工知能や機械学習を取り入れ、データの相関関係や異常有無の診断、将来予測などニーズに合わせたデータインサイトを提供しています。これらのインサイトの理解には専門知識が不要なため、誰でもデータ活用の幅を広げることが可能です。

管理する

  • 直感的な操作でシステムの接続やプロセスの実行が可能
  • どこからでもシステム全体を一元的に閲覧、管理が可能
  • 情報共有、スケジュール、テスト結果をシンプルに確認可能

IoTの活用が進み、専門家ではないユーザーが増えた場合でも、システム管理を容易に保つことが可能です。ユーザビリティの向上や、一元的なポータル管理など多岐にわたる工夫により、IoTシステムの管理を最適化し、業務に大きな価値を生み出します。

体感する

  • 視覚的に分かりやすいダッシュボードやインターフェースを搭載
  • サードパーティデータとの組み合わせで、多くのインサイトを提供
  • Vuforiaとの統合により、AR体験が可能

ThingWorxでは、視覚的なユーザーインターフェースとAR体験などの動的なコンテンツを提供しています。これにより、ユーザーの応答性・生産性・順応性を高め、データ活用を促進することができます。

ThingWorxの導入事例

クボタ様

導入背景
クボタでは、顧客で使われている車両情報を一元管理し、アフターサービスの付加価値をもたらす「クボタトラッキングシステム」を採用しています。このシステムの開発にあたり、スクラッチ開発では開発期間が長くなるなど様々な課題が生じることから、パッケージによる導入を検討していました。

効果
クボタではIoTプラットフォームにThingWorxを採用し、早期でのシステム開発を実現しました。採用の決定においては、豊富な実績とノーコードで開発を行える点、社内システムとして利用しているMicrosoft Azureとの親和性が高い点が評価されました。また、サポートの良さも開発の助けとなり、開発期間の短縮につながりました。

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Carlsberg様

導入背景
Carlsberg社では10年以上にわたり、醸造酒の生産プロセスを最適化するためにデジタルソリューションの検討を行ってきました。しかし、生産データの収集を手作業で行っていたため、データの一貫性に課題がありました。そこで、ThingWorx Kepware ServerおよびThingWorxを採用して複数の生産ラインの機器を接続し、一つのデータセットに統合しました。

効果
ThingWorxにより、設備の稼働を停止させることなく、リアルタイムでのモニタリングを実現しました。また、Microsoft Azureとの連携により、インフラが統一されていない複数の工場にも展開でき、DXの基盤が作れました。ThingWorxの先進的なソリューションが活用でき、大きなパフォーマンスを得ています。 

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