2010年9月10日 |
表紙が動く!誌面には掲載していない新たな情報が見える!集英社発行のモード誌「SPUR」で初のマーカーレス方式AR(拡張現実)(※1)を使った付加価値情報サービスが開始されます。PC及びiPhoneのどちらでも楽しめます。 |
サイバネットシステム株式会社(東証第一部、本社:東京都、資本金:9億9,500万円、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、metaio GmbH社(本社:ドイツ、CEO:トーマス・オルト、以下「metaio(メタイオ)」)が開発し、当社が販売・サポートするARエンジンを利用したシステムが、株式会社集英社(以下「集英社」)発行の雑誌「SPUR」(シュプール)のARコンテンツ企画に採用されたことをお知らせいたします。9月11日発売の増刊「SPUR pink」(シュプールピンク)と、9月22日発売の「SPUR」(11月号)より実施されます。
同誌のARコンテンツは、WebカメラやiPhoneのカメラを表紙や誌面にかざすと、動画を再生したり、通常の誌面では表現できない3D画像など、読者に誌面の枠を超えたお得な情報をお届けすることができます。SPURの年間企画では、毎月新たに企画されるコンテンツが、購読者の楽しみの一つとなります。
同誌のARコンテンツをお楽しみいただくには「SPUR」のAR専用WEBページから、PC版またはiPhone版のアプリケーションをダウンロードする必要があります。 http://www.spur-ar.jp/
サイバネットは、ARシステムの開発からコンテンツ制作まで一貫したソリューションを提供します。今後も、業界を問わずいろいろなシーンでAR技術を使ったツールの導入を目指してまいります。
metaioの画像認識は、矩形のついた、いわゆるQRコードのようなマーカー認識と、印刷物などデザインそのものをマーカーとするマーカーレス認識、更に発展して、3次元の物体そのものを認識できる3Dマーカーレストラッキングがあります。今回のSPUR×AR企画では、マーカーレス認識を採用しています。マーカーレスの特徴は、既存のものをマーカーとして使いたい、オリジナルのデザイン性を重視したい、といった要望に応えることが可能です。
iPhoneアプリにおいては、機能拡張ためmetaioの持つ技術と併せて、株式会社インタラクティブブレインズ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:新妻 桂)独自のレンダリング技術を採用しています。両社の技術を融合することにより、metaioのモバイルARの表現力が向上されました。既出のスマートフォン向けARにはない表現を実現可能にしました。
株式会社インタラクティブブレインズの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.ibrains.co.jp/
metaio製品の詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/r/ar-vr/
metaio GmbH社について
2003年、ドイツのミュンヘンに設立されたAR技術の開発・販売の専業ソフトウェア会社。欧州自動車会社(フォルクスワーゲン社)の技術者がスピンオフしてできた会社。欧州の主要な自動車メーカー向け製造ライン設計やインテリア家具メーカーシミュレーションシステム、KIOSK端末など、産業分野向けに多数の導入実績があり、AR分野におけるリーディング・カンパニーの一社です。
metaio GmbH社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
インタラクティブブレインズ社について
株式会社インタラクティブブレインズは、2001年に創業した携帯コンテンツ開発会社です。携帯コンテンツ草創期より、ゲームの企画開発を行い、世界初の携帯3Dゲーム『リッジレーサー』を開発いたしました。さらに3Dコンテンツ開発のノウハウを生かし、サーバサイド3Dレンダリングシステム、3Dアバターシステムの開発などを行っています。また、画像認識・画像描画技術を生かして、AndroidやiPhoneなどスマートフォン上でのAR(Augmented Reality)技術の開発も行っています。今後も、独自技術の投入により、クラウド連動や端末センサー連動を生かした新たな革新的AR表現を追及していく予定です。
インタラクティブブレインズ社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、ビジネスプロセスの効率化を実現する各種ソフトウェアの提供や、個人情報や秘密情報などの漏洩・不正アクセス対策、データのアーカイブと保護、認証強化などでクライアントPC・サーバーのセキュリティレベルを向上させるITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
※CAE(Computer Aided Engineering):「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献する。
本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社
製品および本リリースの内容について
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