2009年8月4日 |
〜「ものづくり」とともに「ひとづくり」にも強い情熱を。 |
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、CAE(※1)のリーディングカンパニーとしてCAE有効活用のために理論を学ぶエンジニア向け教育事業「CAEユニバーシティ」を展開しています。このたび、2講座を新規に開講いたします。
車載電子制御システムなど、制御系設計にはモデリング手法の理解は欠かせません。既に制御分野の講座では制御設計の理論の講座と実習を設置していますが、お客様のご要望の多かった制御対象のモデリング講座を開講します。多くの制御設計者にとって悩みである制御モデリングの手法を基礎から大学院レベルまでを学べるようになっています。
自動車・電機/電子・建築・航空宇宙など、流体力学の技術は多くの産業分野で必要とされています。CAEユニバーシティでは講座体系の分野に新たに「流体力学」を加え、流体力学分野の基礎講座を開講します。「難しい」といわれる流体力学を、シミュレーションを行ううえで重要な基礎理論を中心に学べる内容です。
ものづくりにおける「ひとづくり」をキーワードに、CAEエンジニア育成のための教育プログラムを提供しています。CAEの有効活用には、CAEをブラックボックス化せずにシミュレーション結果の妥当性を評価する能力が求められます。そのためには工学・物理・数学の理論知識は欠かせません。CAEに使われている物理や工学の理論を座学・実験・シミュレーションを通じて身に付け、シミュレーションを有効活用できるエンジニア育成を目指しています。
講座を6分野にわたって展開し、講座体系も基礎講座→専門講座→実習となっています。CAEの原理・基本の習得に重点をおいた構成となっています。
![]() 座学講義。理論を集中的に学習 |
![]() 実習風景。手を動かして理論を理解 |
名称 | CAEユニバーシティ |
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開講期間 | 年2回開催(各一連の講義は同一内容) I期:7月〜9月 II期:1月〜3月 |
構成分野 | FEM(※2)・制御・信号・回路・光学・流体力学 |
目的 | CAEツールが利用している理論・法則を理解することで、ツールが持つポテンシャルを最大限に引き出す能力を身に付ける |
対象者 | 設計・開発においてCAEツールを利用、または利用予定であり、より効率的でより良い「ものづくり」を目指す方 |
講師 | 対象分野で活躍されている、大学の先生および民間企業のエンジニア |
会場 | サイバネットシステム 東京本社(秋葉原) |
URL | https://www.cybernet.co.jp/cae-univ/ |
サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、高周波回路解析、電子回路設計など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、ビジネスプロセスの最適化を実現する各種ソフトウェアの提供やマルチメディアWeb会議システムの実施、個人・企業情報の保護を図るPCセキュリティ管理など、企業活動の高度化に寄与するITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/
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