CYBERNET

知財力の強化・パートナーシップの深化

当社は知的財産の取得および維持を、当社独自の付加価値を高める有効な資本と位置付けており、その管理を徹底するとともに、新たな知的財産創出につながる先端技術に触れるための活動に積極的に参画しております。
また、お客さまやソフトウェア開発ベンダーとは、当社の経験やノウハウを生かして、長期にわたる関係を構築しております。

知財力の強化

知的財産マネジメント

当社は、特許権、商標権などの知的財産の取得および維持を、類似製品、サービスとの差別化を図り、独自の付加価値を高める有効な資本と位置づけ、保有する知的財産を法務担当部門で一括して管理しています。また、年に一度棚卸しを実施し、その時点のビジネス展開を踏まえた最新情報を維持し、強化していくための検討を行っています。

オープンイノベーション・産官学連携を活かした先端技術の獲得・新製品開発

サイバネットグループは2,600の企業、500の大学・研究機関との取引を通じて日常的にシミュレーションに関する最新の技術情報に接していることに加え、40以上の学会や業界団体に加入し、常に先端技術情報の入手や発信に取り組んでいます。また、大学や研究機関との共同研究や委員会活動なども積極的に行っています。

パートナーシップの深化

お客さまとの関係強化

お客さまが新製品の研究開発において製品の性能や信頼を予測する際、サイバネットグループが取り扱うCAEソフトウェアを有効に活用いただくためには、CAEソフトウェアの使い方を習熟することに加え、物理学、数学などの基礎理論の理解が必要になります。そのため、せっかくCAEソフトウェア製品を導入しても、上手く運用できずに困っているお客さまも少なからずいらっしゃいます。 こうした課題に対して、サイバネットグループは、1985年の創業から一貫してCAEソフトウェアを取り扱ってきた経験やノウハウと、構造、流体、伝熱、照明、光学、波動、制御、疲労など幅広い領域をカバーしてきた経験を活かして、ソフトウェアの販売後、継続的にお客さまのソフトウェア利用をサポートしています。サポートにあたっては、専門性を備えたエンジニアが高い品質のサービスを提供しており、お客さまから高い評価をいただいています。 また、製品機能の高度化、複雑化が進むなか、多くの企業の研究開発部門でCAEソフトウェアの有効活用が不可欠となっており、CAEソフトウェア製品を使いこなすエンジニアを育成することはお客さまにとって重要な課題となっています。当社は、「CAEユニバーシティ」など、培った経験やノウハウをお客さまに提供する場を設けてエンジニアの育成を支援しています。

パートナー・ベンダーとの関係強化

サイバネットグループは、事業活動のなかで多くのビジネスパートナーとの関わりを有しています。とくに、サイバネットグループが取り扱うソフトウェアの多くは国内外のソフトウェア開発ベンダーから仕入れており、その関係構築が重要です。 ソフトウェア開発ベンダーと良好な関係を構築していくために、サイバネットグループは、技術者集団としての専門性、サポートを通じた高い顧客満足度、ナレッジの提供力、モデリング支援力といった当社のコアと位置づける強みを一層強化するとともに、日本の大手製造業のみならず、大学・研究機関、世界を代表する製造業との取引関係を長期にわたって継続し、ソフトウェア開発ベンダーから優良パートナーとして多くの認定を受けています。サイバネットグループの主要取り扱い製品を仕入れているAnsys社からは7年連続で最高レベルパートナーとして認定を受けています。また、世界各地の企業と開発パートナーシップを結び、技術交流を行うことで、当社の自社開発製品のレベルアップやサービスの向上を図っています。