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SpaceTOPTIM 2023R1 リリースノート

新機能

熱流体力学への対応

SpaceTOPTIMで熱流体力学を取り扱うことが可能となりました。

熱流体の適用範囲 最適化の問題 物理条件の設定
  • 定常/層流/強制対流
  • 目的関数:温度,温度分布平均化
  • 制約条件:体積制約,圧力損失
  • 物性(比熱/熱伝導率)
  • 解析領域(領域発熱)
  • 境界条件(温度/断熱/熱流束)

領域の物理

領域の物理で新たに設定できる項目が追加されました。

基本設定

タイプ “流体+固体”が選択できるようになりました。

伝熱オプション

発熱量 “流体+固体”が選択できるようになりました。
発熱領域のSTLファイル 発熱領域をSTLで設定できるようになりました。
固体の物性の個別定義-STLファイルリスト 固体部での発熱領域をSTLで個別に設定できるようになりました。
固体の物性の個別定義 固体の領域発熱の値を個別に設定できるようになりました。

境界条件

境界条件で新たに設定できる項目が追加されました。

伝熱オプション(境界タイプ:流入)

温度 温度の値を設定できるようになりました。

伝熱オプション(境界タイプ:壁面)

温度 温度の値を設定できるようになりました。
断熱 断熱壁を指定できるようになりました。
熱流束 熱流束の値を設定できるようになりました。

物性

物性で新たに設定できる項目が追加されました。

熱流体解析で使用する物性

熱伝導率 熱伝導率の値を設定できるようになりました。
比熱  比熱の値を設定できるようになりました。

ソルバーコントロール

ソルバーコントロールで温度の収束基準と緩和係数の値を設定できるようになりました。

ソルバーメソッド

ソルバーメソッドで温度のソルバーメソッドを設定できるようになりました。

温度のソルバーメソッド

ソルバー 安定化双共役勾配法
前処理 LU分解

ソルバースキーム

ソルバースキームで温度のソルバースキームを設定できるようになりました。

対流項 拡散項 勾配項
  • 線形補間
  • 線形風上差分
  • 1次精度風上差分
  • 補正あり
  • 補正なし
  • ガウス法
  • 最小二乗法

最適化コントロール

最適化コントロールで新たに設定できる項目が追加されました。

目的関数

目的関数の選択     温度
目的関数の種類
  • 最小化
  • 平均化

制約条件

体積制約   体積制約の値を設定できるようになりました。
圧力損失 圧力損失(初期値との比)の値を設定できるようになりました。

最適化パラメータ

平滑化の度合い 平滑化の度合いを設定できるようになりました。(目的関数:平均化)
参照温度 平均化する参照温度を設定できるようになりました。(目的関数:平均化)

対象

最適化領域のSTLファイル 形状変更領域をSTLファイルで設定できるようになりました。
固体領域のSTLファイル 固体領域をSTLファイルで設定できるようになりました。

お問い合わせ

サイバネットシステム株式会社
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