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マテリアリティの特定プロセス

マテリアリティの特定にあたっては、以下の4つのステップで検討しました。取締役、さまざまな部門の社員で構成されたプロジェクトチームのメンバーが検討に参加し、ワークショップでのディスカッションを通じて、マテリアリティ項目候補の検討、重要度評価を行うなど、幅広い視点から検討を行いました。

STEP1 マテリアリティ候補(ロングリスト)の作成

GRIスタンダードやSASBなどの国際的なフレームワークやガイドライン、各専門分野のトレンドなどを参考にして、当社、当社のステークホルダーおよび社会が持続的に成長するための重要な課題を広範囲に選定し、マテリアリティ候補(ロングリスト)を選定しました。

STEP2 マテリアリティ候補(ショートリスト)の絞り込み

選定したマテリアリティ候補(ロングリスト)から、当社事業に関連性の高い項目を抽出し、成長戦略にもとづくリスクと機会の分析、当社が提供する価値の観点から検討し、マテリアリティ候補(ショートリスト)を作成しました。

STEP3 重要度評価を踏まえたマテリアリティ案の作成

絞り込んだマテリアリティ候補(ショートリスト)を、「ステークホルダーにとっての関心度」と「当社にとっての重要度」の2軸で評価し、優先順位が高いと評価された候補をマテリアリティ案としました。「ステークホルダーにとっての関心度」は、ステークホルダーをお客さま、お取引先、株主・投資家、従業員と定義し、3段階で定量評価を行いました。また、「当社にとっての重要度」は、成長戦略や財務的影響などに鑑み、同様に3段階で定量評価を行いました。

STEP4 経営幹部会議および取締役会での妥当性検討と特定

経営幹部会議において、これらのマテリアリティの評価プロセスおよび検討内容を審議し、優先的に取り組むべきマテリアリティを確認のうえ、取締役会においてマテリアリティを審議・承認しました。