2017年3月17日 |
米国IIHSヘッドライト安全性テスト機能とテールライト、信号灯向け |
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役 社長執行役員:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、主要取引先であるSynopsys, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下「シノプシス社」)が開発し、サイバネットが販売・サポートする自動車用照明設計ソフトウェア「LucidShape(ルーシド シェイプ)」の最新バージョン「LucidShape 2017.03」の販売を2017年3月17日から開始することをお知らせいたします。
米国IIHS(米国道路安全保険協会:The Insurance Institute for Highway Safety)は、事故低減のためヘッドライトに関する安全基準を作成しました。LucidShapeのIIHSテスト機能は、このテスト規格を再現します。このテストは米国で自動車を販売するにあたり非常に重要な基準となり、設計段階で評価ができることで安全性を向上させることに貢献します。
昨今の自動車用照明は照明の機能(明るさや視認性)だけでなく、見た目の美しさも兼ねる必要があります。新しいMacroFocal Torus Optic Tool(マクロフォーカル・トーラス・オプティック・ツール)では、信号灯やテールライトの様な照明の役割と装飾的、美的な役割を併せ持つ部品において、独自のアルゴリズムを使用してその両方を兼ねる設計機能を提供します。
LucidShape 詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/lucidshape/
注釈
※1:ADB(Adaptive Driving Beam:配光可変型ヘッドランプ):車載カメラなどのセンサーで前方車両を認識してヘッドランプの配光を自動で制御する機能。ハイビームを自動で切り替える。対向車だけ光を照射しないなどがある。これにより、対向車や前走車に眩しさを与えることなく運転者は前方視界を得ることができるシステムです。
シノプシス社について
Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供しています。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15 位のソフトウェア・カンパニーとなっています。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供しています。サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、企業が所有するPC/スマートデバイス管理の効率化を実現するIT 資産管理ツールをはじめ、個人情報や機密情報などの漏洩・不正アクセスを防止し、企業のセキュリティレベルを向上させるIT ソリューションをパッケージやサイバネットクラウドで提供しております。
サイバネットシステム株式会社についての詳細は下記Webサイトをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社
内容について
投資家の方は
報道の方は