2016年7月27日 |
BIGLOBEと共同開発。乗っ取られた正規アカウントからの |
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、インターネット・サービスプロバイダ(ISP)・サービスベンダー向けに、迷惑メールの送信抑止対策ソリューション「OutB Mail(アウト・ビー・メール)」を、本日より販売開始することをお知らせします。本ソリューションは、株式会社シマンテック(本社:東京都港区、代表取締役社長:日隈 寛和氏、以下「シマンテック」)の技術を採用し、 国内大手インターネットサービス事業者のビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員会長兼社長:中川 勝博氏、以下「BIGLOBE」)と共同開発したもので、「乗っ取られた正規アカウントから送信される迷惑メール」を早期に検知し、送信抑止することができます。
迷惑メール送信対策として、送信者の認証や電子メール送信用の接続ポートを停止することで迷惑メールの配信を軽減していました。しかし、昨今の標的型メールなどによりISPの正規アカウントが悪意ある人物・組織に乗っ取られた場合、正規のアカウントで電子メールが送信されてしまうため、従来のメールセキュリティシステムでは対応できません。乗っ取りにより正規のアカウントから大量のスパムやウイルスメールが送信された場合、契約者のIPアドレスやドメインがブラックリストに登録され、電子メール送信ができなくなる恐れがあります。アカウントを乗っ取られることで、契約者やサービスプロバイダは顧客からの信頼を失ってしまう可能性があります。
サイバネットとBIGLOBEが共同開発した迷惑メールの送信抑止対策ソリューション「OutB Mail」は、「乗っ取られた正規アカウントから送信される迷惑メール」を従来ソリューションよりも早期に検知し、送信抑止することができます。乗っ取られた正規アカウントから大量のスパム・ウイルスメールが送信されることを防ぎ、これにより社会的信用を失うリスクや送信システム負荷を軽減します。
OutB Mailでは、送信メール毎に各種検査を実施しレピュテーションポイント(評価点)が決まり、これに応じてメールの制御(配送先の振り分けやメール配送遅延、メール削除等)が可能となります。
OutB Mailの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/outbmail
シマンテックは、サイバネットの新ソリューション「OutB Mail」に弊社のSymantec Protection EngineならびにSymantec Messaging Gatewayが採用されたことを嬉しく思います。
標的型メールがより複雑化する中、インターネットサービスプロバイダー(ISP)は、他のユーザーや企業に対し、スパムメールやスピアフィッシングメールを送付する不正アカウントを認識する必要があります。シマンテックのメッセージソリューションは、ISPが効率的、リアルタイムかつ正確に、スパム・マルウェア対策、標的型攻撃からの保護、高度なコンテンツフィルタリング、情報漏えい防止、メール暗号化を提供できるよう支援します。
BIGLOBEについて
ビッグローブ株式会社は、国内最大級のネットサービス事業社。光接続回線やMVNOなど、個人や法人のお客様に向けて、ネットワークサービスの豊富な経験と技術力を武器に、新しい価値を創造しています。
詳細はhttp://www.biglobe.ne.jp/をご覧ください。
サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開し、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、企業が所有するPC/スマートデバイス管理の効率化を実現するIT資産管理ツールをはじめ、個人情報や機密情報などの漏洩・不正アクセスを防止し、企業のセキュリティレベルを向上させるITソリューションをパッケージやサイバネットクラウドで提供しております。
詳細はhttp://www.cybernet.co.jp/をご覧ください。
※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。
本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社
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