2013年5月30日 |
光学部材の散乱特性をコンパクトサイズの測定器で測定可能 |
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、Light Tec社(本社:フランスイエール市、以下「ライトテック社」)の製品である「Mini-Diff(ミニディフ)」の日本における総販売代理店契約を2013年5月14日に締結したことをお知らせいたします。同時に、サイバネットグループ会社である莎益博工程系統開発(上海)有限公司(本社:中国上海市、以下「サイバネットチャイナ」)及び思渤科技股份有限公司(本社:台湾新竹市、以下「サイバネット台湾」)においても、それぞれ中国・台湾における総販売代理店契約を締結いたしました。製品の販売開始は、2013年6月10日を予定しております。
現在、ディスプレイや照明器具に用いられる光学部材の特性を測定する測定器は、大型のものが多いため設置場所が課題となっております。また、導入費用も高額であり、導入をためらう企業も少なくありません。
Mini-Diffの開発元であるライトテック社は、サイバネットが販売・サポートする照明設計解析ソフトウェア「LightTools」のヨーロッパにおける代理店となっております。そのため、LightToolsと親和性の高い製品開発を行っております。今回販売するMini-Diffは、手頃な価格(98万円から)と場所をとらない扱いやすいサイズで、簡単に散乱測定をすることが可能となるだけでなく、Mini-Diffの測定データをLightTools上に簡単に取り込むことが可能となります。
(図1)システム構成略図
(図2)計測解析用ソフトウェア画面
導入初年度は、年間保守料が含まれております。
※送料別
詳細については、下記お問合せ先までご連絡ください。
Mini-Diffの詳細については、下記Webサイトをご覧下さい。
http://www.cybernet.co.jp/lighttec/
ライトテック社について
ライトテック社は、光学エンジニアリングと測定器に精通した企業です。1999年に創立された同社は、30を超える国々において、光学ソフトウェアの販売と技術サポートに携わっております。また、光散乱の受託測定サービスをワールドワイドに提供するために、最上級の測定環境を備えた研究所を所有しております。豊富な経験を生かして、同社の設計部門では、2種類の光散乱測定器(2002年リリースREFLET、2012年Mini-Diff)を開発しました。これらの製品を通して、ライトテック社は自動車、航空宇宙産業における数々のトップ企業によって、光学分野で専門性に優れた企業として認められております。 ライトテック社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスを展開しており、電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。具体的には、構造解析、射出成形解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、ビジネスプロセスの効率化を実現する各種ソフトウェアの提供や、個人情報や秘密情報などの漏洩・不正アクセス対策、データのアーカイブと保護、認証強化などでクライアントPC・サーバのセキュリティレベルを向上させるITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
※CAE(Computer Aided Engineering)とは、「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術です。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献しております。
本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社
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