2012年6月7日 |
日本語メニューを含むユーザーインターフェースを一新! |
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、Computational Engineering International, Inc.(本社:米国ノースカロライナ州、以下「CEI社」)が開発・販売・サポートする、CAE汎用ポストプロセッサ「EnSight(エンサイト)」の最新版バージョン10の販売を2012年6月7日より開始することをお知らせいたします。
EnSightは、科学技術計算の解析結果を効果的に可視化し、評価する汎用ポストプロセッサです。大規模データ対応やアニメーション機能などの豊富な可視化機能に加えて、流体解析、構造解析、衝突解析、機構解析、粒子解析、鋳造解析など、多彩なCAEソフトウェアとのインターフェースを兼ね備えているため、自動車、電機、航空宇宙、化学、医療などの幅広い業界で利用されております。
今回のバージョンアップでは、メニューの日本語対応(多国語対応)に加え、各操作パネルのフローティングやドッキングを可能にするなどユーザーインターフェースが一新されました。また、EnSightの特徴でもあるプロット機能については、複数成分を同一グラフに表示できる機能の追加が行われ、もう一つの特徴であるボリュームレンダリング機能については、より速く処理できるように改良されました。その他にも、複数階層を持ったパートのグループ化などの機能改良、CAEソフトウェアとのインターフェースの追加や改良も行われております。
これにより、ユーザーはこの直感的且つ簡単な操作により、大幅な操作性の向上と作業の簡略化が可能となります。
以下の改良で、より直感的な操作ができるようになりました。
(1)メニューの日本語化(多国語)対応
日本語を含む複数の言語に対応しております。
(2) インターフェースのカスタマイズ
プロット機能は、特定のパラメータの変化を、解析結果画像と同時にグラフ表示で見ることができ、アニメーションを使ったプレゼンテーションなどに活用されております。これまで要望の多かった、複数成分を同一グラフに表示できるなど、機能やパラメータがより利用しやすいよう改良されております。
ボリュームレンダリングは多くのメモリを消費するため、格子数によって、処理が重くなったり、表示できない場合があります。これらを改善するため、ボリュームレンダリングをより速く処理できるように改良されました。
また、少ないメモリでボリュームレンダリングができるように、非構造格子型のデータを構造格子型に補間変換する機能も追加されております。
EnSightの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/ensight/
サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、ビジネスプロセスの効率化を実現する各種ソフトウェアの提供や、個人情報や秘密情報などの漏洩・不正アクセス対策、データのアーカイブと保護、認証強化などでクライアントPC・サーバのセキュリティレベルを向上させるITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社
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