2008年11月13日 |
〜MATLAB/Simulinkによるモデルベースデザインを加速して、開発効率の向上・市場投入までの期間短縮化を支援〜 |
サイバネットシステム 株式会社(東証第一部、本社:東京都、資本金:9億9,500万円、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、スイスSpeedgoat社(スピードゴート社、本社:ムルテン、代表者:マイケル・ベッチ、以下「スピードゴート社」)の商品であるReal-time target machine(リアルタイムターゲットマシン)シリーズの日本における販売代理店契約を締結し、国内向け販売・サポートを強化することをお知らせいたします。
Real-time target machineシリーズは、リアルタイムシミュレーション、ラピッドプロトタイピング(※1)を実現する統合開発環境です。
近年、開発モデルの大規模化・複雑化に伴って、「実行可能な仕様書」として再利用可能なSimulink(シミュリンク・※2)モデルを使った設計手法 「モデルベースデザイン」 が注目されています。この「モデルベースデザイン」は、要求仕様を元にシステムのモデリングからシミュレーション・設計の最適化・更に組み込みソフトウェアの実装・検証に至るプロセスを、MATLAB/Simulink(マットラブ/シミュリンク・※2)を中心とする統合環境下で行う考え方です。
Real-time target machineシリーズは、MATLAB/Simulinkを使ってプラントモデルまたは制御コントローラを開発し、それを実装可能なC言語などに変換後、ダイレクトにハードウェア上へ実装して実機検証を行うことができます。これにより、MATLAB/Simulinkによるモデルベースデザインを強力に支援し、開発効率の向上・市場投入までの期間短縮化を支援します。自動車のエンジン制御用のマイクロコンピュータユニット(ECU)やモータ制御実験、OA製品開発における制御設計や建設機械の開発など、幅広い業種への利用が期待されています。
※各写真は参考資料をご参照下さい。
Real-time target machineシリーズの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/matlab-thirdparty/product/speedgoat/
![]() |
![]() |
Classic | Mobile |
![]() |
|
Performance |
Speedgoat社について
Speedgoat社は、2006年に創業、2007年にThe MathWorks社よりxPC TargetBoxの開発・技術サポートを引き継ぐと共に、Classic real-time target machineの提供を開始しています。現在も、The MathWorks社と密接な技術交流を続けており、北米・ヨーロッパ・アジアなど幅広い顧客にReal-time target machineシリーズ、およびエンジニアリングサービスを提供しています。
Speedgoat社の詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.speedgoat.ch/
サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(註)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、高周波回路解析、電子回路設計など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、ビジネスプロセスの最適化を実現する各種ソフトウェアの提供やマルチメディアWeb会議システムの実施、個人・企業情報の保護を図るPCセキュリティ管理など、企業活動の高度化に寄与するITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
註 CAE : Computer Aided Engineeringの略。 コンピュータによる工学的数値解析・シミュレーション
この件に関するお問い合わせ
サイバネットシステム株式会社
内容についてのお問い合わせ
報道の方は
以上