2007年10月31日 |
〜DEMITASNX/Allegro・OrCAD連携販売の強化〜 |
サイバネットシステム株式会社(東証第一部、本社:東京都、資本金:9億9500万円、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、株式会社NEC情報システムズ(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:岡田 裕行、以下NEC情報システムズ)とプリント配線板CAD支援ツール領域における販売店契約を、本日締結いたしましたので、お知らせいたします。
サイバネットは本提携により、米国Cadence Design Systems Inc.(ケイデンス社)開発のプリント配線板CAD支援ツール「Allegro(アレグロ)/OrCAD(オアキャド)シリーズ製品」にNEC情報システムズ製の電磁放射妨害(EMI:注1)抑制設計支援ツール「DEMITASNX®(デミタス・エヌ・エックス)」のEMIチェック・共振解析システムを組み合わせた販売が可能となります。
「DEMITASNX®」は、プリント配線板上の不要電磁波によるノイズ発生を抑制するためのルールチェック及び簡易シミュレーションを行うツールです。2001年に販売開始以来、国内の大手電機メーカやハイテク機器メーカの70社が、200セットを既に導入しています。海外では北米・東アジアを中心に2004年より販売されています。最新バージョン(v3.8)では、業界で初めてプレーン共振抑制キャパシタ自動配置機能(注2)や、回路設計上の混信(クロストーク 注3)チェック機能を備えるなど設計業務の一層の効率改善を実現しています。
サイバネットはこのツール販売により、プリント配線板設計で今後更に重要となるSI(Signal Integrity 注4)、EMI、PI(Power Integrity 注5)の解析設計環境に対するソリューションの幅が拡大します。 また、「Allegro/OrCADシリーズ製品」にバンドルさせて、低価格で提供することにより顧客層の拡大を見込んでいます。 なお、サイバネットでは、本組み合わせ製品につき、今後3年間で200本の販売を見込んでおります。
補足
注1.電磁放射妨害(EMI)
サイバネットについて
サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(註)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、高周波回路解析など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。また、ビジネスプロセスの最適化を実現する各種ソフトウェアの提供やマルチメディアWeb会議システムの実施、個人・企業情報の保護を図るPCセキュリティ管理など、企業活動の高度化に寄与するITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記サイトをご覧ください。
註 CAE : Computer Aided Engineeringの略。 コンピュータによる工学的数値解析・シミュレーション
この件に関するお問い合わせ
サイバネットシステム株式会社
内容についての問い合せ
報道の方は
以上