HOME

先進的な技術計算アプリ開発とオンライン共有環境で
計算アプリ/システムレベルエンジニアリングの推進をサポート
「Maple 2015.1」「MapleSim 2015.1」日本語版リリースのお知らせ

2015年5月20日

開発者、利用者の活用シーンにあわせた機能拡張で使いやすさを向上

サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:田中邦明、以下「サイバネット」)は、グル ープ会社であるMaplesoft(本社:カナダオンタリオ州、以下「メイプルソフト」)が開発・販売・サポートする STEM※1 (ステム)コンピューティング・プラットフォーム「Maple™(メイプル)」の新バージョン「Maple 2015.1」 およびシステムレベルモデリング&シミュレーション環境「MapleSim™(メイプルシム)」の新バージョン 「MapleSim 2015.1」の日本語版の販売を2015年5月21日より開始することをお知らせいたします。

Maple は、自動車、電気・電子、金融をはじめとする一般企業や、数学、 物理学、工学系の大学での研究・教育を目的として全世界で利用されてい る、数式処理技術をコアテクノロジーとしたSTEM コンピューティング・ プラットフォームです。また、MapleSimはMaple を計算エンジンとした、 数式処理とModelica®※2 を統合したマルチドメイン※3 でのシステムモデリ ング・シミュレーション環境です。MapleSim は、自動車や産業機械、電 力などの様々な産業分野で、大規模システムや制御対象のモデリングを基 本とした設計開発ツールとして活用されております。

注釈
※1:STEM:Science, Technology, Engineering, and Mathematics(科学、技術、工学、数学) という総合的な分野の総称。Maplesoft 製品は、計算環境だけでなく、計算アプリ開発 やモデリング・シミュレーション、オンライン学習によってトータルサポートします。


※2:Modelica:Modelica 協会(https://www.modelica.org/)により策定・メンテナンスされて いるオープンなオブジェクト指向の物理モデリング言語。


※3:マルチドメイン:電気や熱、制御、機械など、通常個別に扱われる複数の分野を連携さ せてモデル化し、シミュレーションする考え方。

Maple 2015.1 の主な新機能と特徴

計算アプリの開発・共有・実行

  • 先端的なアプリ開発−アプリ開発のための新しいコマンド群を提供 し、さらにユーザインターフェースを構築するための埋込みコンポ ーネントとしてマイクやスピーカーが追加されました。対話的操作 を自動生成するためのExplore コマンドも拡張され、これまで以上 に自由度が高く、効率的なアプリ開発環境を実現しました。
  • MapleCloud の進化−これまでのMapleCloud は、Maple に組み込 まれたアプリ共有環境として利用されていました。そのMapleCloud が、Web ブラウザから直接アクセス出来るように進化しました。よ り手軽なアプリ共有とWeb ブラウザ上でのアプリ実行が可能となり、 ユーザの利便性が大幅に向上しました。

ユーザフレンドリな操作性の実現

  • Import/Export コマンド強化による対応データフォーマットの拡張
  • DataSets (Quandl 社提供による1200 万個ものデータセット) パッケージによるインターネット上のデータアクセスと、手軽なデータプロット機能の強化
  • 単位表示や単位書式設計等、単位系の計算処理の改善

アプリを支える高度計算エンジンの継続的改善

  • 記号積分、群論等の高度数学機能の強化と、物理、統計、金融に関するパッケージの拡張
  • 直感的処理を考慮したグリッドコンピューティング機能向上

MapleSim 2015.1 の主な新機能と特徴

コンポーネントライブラリの拡充

  • Modelica Standard Library 3.2.1 サポート− 最新のModelica Standard Library 3.2.1 に対応することで、既存コンポーネントへの 機能追加だけでなく、新しくQuasiStationary ライブラリ利用が可能 となりました。モータドライブや電力変換に関するモデリングに適用 が可能です。また、Media ライブラリの導入により、流体・熱力学に 関するモデリングを強力にサポートしています。
  • Battery Library のアップデート−バッテリの劣化であるSOH を標 準オプション化したことによって、これまで以上の先端的バッテリモ デル開発が可能です。

モデリングユーサビリティの強化

  • モデル構成要素の検索や関連性分析機能を強化
  • モデル間の差分を検出する機能により、モデル変更点を抽出
  • 共有パラメータの一括編集でモデル編集の操作数をより少なく
  • ユーザライブラリ向けカスタムコンポーネントのヘルプ生成

モデル活用のための新アドオンMapleSim Server

  • Web ブラウザによるモデルを活用した設計ツール実行・共有環境

より詳細な新機能や改良点については、当社製品ウェブサイトをご参照ください。
http://www.cybernet.co.jp/maple/


メイプルソフトについて

メイプルソフト(Maplesoft)は、対話的な数学計算ソフトウェアを開発・販売するリーディングカンパニーです。世界中の数学者・物理学者・ エンジニア・設計者に愛用され、同社のフラッグシップ製品であるSTEM コンピューティング・プラットフォーム「Maple(メイプル)」をはじめ として、数理技術を基本とした様々な技術計算製品を提供しております。
詳細は下記Web サイトをご覧ください。

http://www.maplesoft.com

サイバネットについて

サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、ビジネスプロセスの効率化を実現する各種ソフトウェアの提供や、個人情報や秘密情報などの漏洩・不正アクセス対策、データのアーカイブと保護、認証強化などでクライアントPC・サーバのセキュリティレベルを向上させるITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Web サイトをご覧ください。

http://www.cybernet.co.jp/


※CAE(Computer Aided Engineering):「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献する。

本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社

内容について

システムCAE 事業部戦略マーケティング部/川上
TEL:03-5297-3255 E-MAIL:infomaple@cybernet.co.jp

報道の方は

広報室/栗山
TEL:03-5297-3066 E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp