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照明設計解析ソフトウェア「LightTools」新バージョンリリースのお知らせ

2010年11月24日

ウィンドウ構成の変更が可能になり利便性が向上!
照度分布の3Dデザインビュー内表示や色差解析など、解析結果をより分かりやすく表示!

サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、Synopsys, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州、以下「Synopsys社」)が開発し、サイバネットが販売・サポートする照明設計解析ソフトウェア「LightTools(ライトツールズ)」の新バージョン「LightTools 7.1」の販売を、2010年11月25日から開始することをお知らせいたします。

LightToolsは、LED設計や液晶ディスプレイ用バックライト、プロジェクター、自動車の車内外照明などのいわゆる照明光学系の設計・解析を行うソフトウェアです。3次元CAD機能を内蔵し、評価モデルを容易に組み上げることができます。さらに反射、透過、散乱などの光学特性を自由に設定し、照度※1や輝度※2、色度分布などの計算を高速かつ高精度に行います。


新バージョンでは、以前よりお客様からのご要望が強かった、モデルとシミュレーション結果を同一画面に重ねて表示する機能「照度分布の3Dデザインビュー内表示」を追加しました。これにより、どの方向から評価面を見た場合の結果なのかを、より理解し易くなります。

今後は、計算スピードを向上させるためにマルチスレッディングサポートを改良したり、64-bit Windows OS上でメモリにフルアクセスできるように64-bit版のLightToolsを開発したりすることで、光学系(モデル)の複雑化に対応していく予定です。

新バージョンの追加機能

新機能:3Dデザインビュー上での照度分布の確認

3Dデザインビュー上のダミー面に照度分布ラスターチャートを表示できます(本リリースでは、ダミー面での照度分布ラスターチャートのみ表示可能です)。これにより、結果をすばやく確認できます。


図1 3Dデザインビュー上での照度分布ラスターチャート

新機能:ウィンドウレイアウトの変更

特性ウィンドウなど、一部のウィンドウをLightToolsのメインウィンドウの外に出す(フロートさせる)ことができます。また、複数のウィンドウを1つにまとめて(ドッキングして)タブで切り替えることもできます。これらにより、LightToolsの作業スペースを有効に利用できます。

新機能:測光タイプA、Bのサポート

以前のバージョンではタイプC測光法のみをサポートしていましたが、ファーフィールド受光器と面受光器で、照明関係の評価をそれぞれの測定方法に合わせて行えるようにするために、IES測光タイプA、Bもサポートします。
各測光タイプと主な用途は以下の通りです。

  • タイプA‐オープンライティング、光学システム
  • タイプB‐(ヘッドランプのような)自動車用照明、飛行場、航空機用照明などの灯光照明
  • タイプC‐室内や道路照明など(最も幅広く使用されているフォーマット)

新機能:CIE色差解析

空間メッシュ(受光面上の位置)、または、角度メッシュ(光線が出射する角度方向)の色差を計算したり、最適化したりできます。
これは、以下のような、ディスプレイ全体で均一な色分布を作りだすことを目的とするディスプレイ設計者に役立ちます。

  • フラットパネルディスプレイとプロジェクター
  • バックライトディスプレイ
  • LEDを使用する一般照明アプリケーション

色差解析では、1976 CIE u’, v’色空間での2つの色(現在のメッシュの出力色と参照色)の間の距離を計算します。


図2 色度チャート

価格

価格詳細につきましては、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
LightToolsの製品に関する詳細については、下記Webサイトをご覧ください。

http://www.cybernet.co.jp/lighttools/

注釈

※1:照度:
単位面積当たりに放射する光束※3。単位は[lux]。
※2:輝度:
単位発光面積から単位立体角当たりに放射する光束。単位は[cd/m^2]。
※3:光束:
光のエネルギー(単位:W)に目の感度特性を乗じたもの。単位は[lm]。

Synopsys社について

Synopsys社は、1986年に設立以来、エレクトロニクス関連企業に電子設計自動化(EDA)ソリューションを提供しています。同社は、2010年10月に光学機器の設計・評価と技術サービスのリーディング・カンパニーであるOptical Research Associates社(以下「ORA」)を買収し、薄型ディスプレイや半導体発光のライト(LED)、半導体製造向けリソグラフィー装置やカメラなどの市場での事業展開を目指しています。詳細は下記Webサイトをご覧ください。
http://www.synopsys.com

サイバネットについて

サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、医療、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計、汎用可視化処理、医用画像処理など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
また、ビジネスプロセスの効率化を実現する各種ソフトウェアの提供や、個人情報や秘密情報などの漏洩・不正アクセス対策、データのアーカイブと保護、認証強化などでクライアントPC・サーバのセキュリティレベルを向上させるITソリューションの提供をしております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.cybernet.co.jp/
なお、サイバネットシステム株式会社とORAとの代理店契約は1985年に締結されて以降変更はなく、その実績から、今後もCODE V, LightTools製品の販売と技術サポートは、引き続きサイバネットシステム株式会社が提供いたします。
※CAE(Computer Aided Engineering):「ものづくり」における研究・開発時に、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献する。

本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社

内容について

オプティカル事業部 営業推進グループ/近藤・杉山
TEL:03-5297-3405 E-MAIL:optsales@cybernet.co.jp

報道の方は

広報室/野口・渡辺
TEL:03-5297-3066 E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp