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3次元公差マネジメントツール「CETOL6σ」
最新版リリースのお知らせ

2010年2月1日

〜GUIを完全日本語化!
優れたユーザビリティで精度の高い公差解析を支援します〜

 サイバネットシステム株式会社(東証第一部、本社:東京都、資本金:9億9,500万円、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、当社グループのSigmetrix社(本社:米国 テキサス州、以下「シグメトリックス社」)が開発・販売・サポートする公差マネジメントツール「CETOL6σ(シーイートル シックスシグマ)」の新バージョン「CETOL6σ 8.1.4」の販売を2010年2月1日から開始することをお知らせいたします。

 これは、シグメトリックス社が2009年7月にサイバネット傘下に加わって以降、初めてのリリースとなります。シグメトリックス社は、日本のものづくりに一層貢献できるツールの提供を目指した今回の日本語化を初めとした機能強化を皮切りに、世界的ユーザビリティの向上を更に加速させていく予定です。

 CETOL6σは、3次元CADにアドインされた3次元公差(※1)マネジメントツールです。現在Pro/ENGINEER・CATIA V5・SolidWorksの3種類に対応しています。
 CETOL6σは3次元CADデータを直接利用するため、現実のアセンブリを正確に表現することができます。実機に近いばらつきの予測を行うことで、量産工程での組立性や品質を設計段階で把握し、早い段階での適切な寸法・公差管理を実現します。さらに、現実の部品製造プロセスで得られたバラツキの情報をフィードバックすることで、原価低減の検討や、ものづくりでの問題発生時の改善策を公差解析の結果から得ることができます。 また、CETOL6σは革新的な公差解析手法であるシステムモーメント法(※2)を採用し、高速で正確な公差解析を実行します。得られる結果も製品性能における工程能力指数(※3)や歩留まりなどアセンブリ品質が確認できるだけでなく、解析結果に影響の大きい寸法値や公差値の影響をそれぞれ独立して確認することができるため、これまで勘と経験に頼っていた、品質改善のアプローチを効率的かつ定量的に行うことができます。

 CETOL6σは量産工程で発生していたアセンブリ不具合などを事前に予測することを可能にし、最適な公差値が設定されることで製品品質の向上やコスト削減の検討も容易になるなど、構想設計から量産までのものづくりにおけるトータルソリューションツールとして、現在世界各国の製造業で愛用されています。

主な機能強化

ユーザーインターフェースの完全日本語化

 ユーザーインターフェースが完全日本語化されました(図1)。条件設定から結果の算出及び確認、レポート生成まで日本語化されたGUIやメッセージなどを把握しながら、より快適に解析業務を行える環境を提供します。


図1:ユーザーインターフェース

アドバイザー機能の向上

 バージョン8.0で追加されていた「アドバイザー」機能がさらに強化されました(図2)。
 これは、アセンブリや寸法などの設定情報に過不足がある場合に自動的にアラートされる機能で、メッセージの種類や内容がよりわかりやすく、バリエーションがより豊富になりました。この機能向上により、ユーザーはより簡単に設定の過不足を理解し、修正を正しく行うことが可能になります。


図2:アドバイザー機能表示例

寸法の入力に関するサポート情報の表示

 各部品の寸法入力において、設定に関するサポート情報をプロパティ上で表示する機能が追加されました。この機能により、適切な寸法入力を行うことが可能になり、より精度の高い解析をサポートします。

対応環境の強化:64ビットサポート

 既に対応しているCADにおいて、64ビット版のサポートを始めました。また、対応CADバージョンも追加され、より多くのユーザーが幅広い環境でCETOL6σを使用できる環境が整いました。

動作環境

  CADの動作保証 対応OS
for Pro/ENGINEER Wildfire 2.0、M240 以降
Wildfire 3.0
Windows XP 32bit
Wildfire 4.0、M020 以降 Windows XP 32 bit
Windows XP 64 bit
for CATIA V5 CATIA V5 R17 SP3 以降 Windows XP 32bit
CATIA V5 R18 SP4 以降
CATIA V5 R19 SP4 以降
Windows XP 32 bit
Windows XP 64 bit
for SolidWorks SolidWorks 2008 SP5.0 以降
SolidWorks 2009
Windows XP 32 bit
Windows XP 64 bit

※CETOLのバージョンは全て8.1.4

価格

  • CETOL6σ for Pro/ENGINEER
    税込み 6,195,000円(税抜き5,900,000円)から
  • CETOL6σ for CATIA V5
    税込み 6,195,000円(税抜き5,900,000円)から
  • CETOL6σ for SolidWorks
    税込み 4,095,000円(税抜き3,900,000円)から

※上記価格の他に、初年度保守費用が必要です。詳しくは下記お問い合わせ先までご連絡ください。

 CETOL6σの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.cybernet.co.jp/cetol/

定期セミナーのご案内

 設計業務に携わる方を対象に、公差解析に関する様々なセミナーを東京・大阪・名古屋にて定期開催しています。

セミナー名称 対象・内容
3次元公差解析スタートセミナー(無料)  3次元公差解析への取り組みをご検討中の方を対象にしたセミナーです。公差解析に関する基礎的な知識の習得と、ツールによる複雑な構造への対処法をご紹介します。
CETOL6σ紹介セミナー(無料)  公差解析やCETOL6σにご興味のある方を対象にした製品紹介セミナーです。
CETOL6σ入門トレーニング(有料)  CETOL6σを初めて利用される方を対象に、CETOL6σの機能説明と実習を行います。

 定期セミナーの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.cybernet.co.jp/cetol/seminar_event/regular.html

注釈

※1:公差・公差解析:
公差とは、設計時に設定した寸法が持つことのできるばらつきの許容範囲。通常はJIS規格を基準とするが、製品構造上さらに厳しく設定する必要がある箇所については、設計者自身の判断で設定することもある。寸法におけるばらつきの許容範囲を「寸法公差」、その位置や姿勢を定義するために付加する許容範囲を「幾何公差」と呼ぶ。公差解析とは、量産工程で発生していた組立不具合などを事前に予測するための解析。
※2:システムモーメント法:
公差解析の計算方法の一つ。アセンブリの寸法と部品の寸法の幾何的な位置関係から、アセンブリに対する部品の寸法の「感度」を数学的に解くのが特徴で、公差設定の前でも寸法の管理度合いを測ることができ、また計算負荷も少ないのが利点。公差解析にはモンテカルロ・シミュレーション法も主要な方法として知られているが、計算負荷が高いことが問題とされている。
※3:工程能力指数:
品質管理分野において、定められた規格限度内で品質基準を満足する製品を生産できる能力を表す指数。規格限度幅と製品の品質のばらつきの関係を把握するために利用されている。

シグメトリックス社について

 シグメトリックス社は、1990年に米国で創設された、機械系技術者のために使い易さにフォーカスした公差解析ツールを提供する企業です。CETOL 6σ for Pro/ENGINEER は、1992年の出荷開始以来、世界中で利用されています。現在では、CETOL6σ for CATIA、CETOL6σ for SolidWorksも開発し、多くの3次元CADユーザーに対して公差解析のソリューションを提供しています。2009年7月より、サイバネットの100%子会社としてグループ傘下に入りました。同社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.sigmetrix.com/

サイバネットについて

 サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
 電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、電子回路設計など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
 また、ビジネスプロセスの最適化を実現する各種ソフトウェアの提供やマルチメディアWeb会議システムの実施、個人・企業情報の保護を図るPCセキュリティ管理など、企業活動の高度化に寄与するITソリューションの提供をしております。
 サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、当社Webサイト(http://www.cybernet.co.jp/)をご覧ください。
※CAE(Computer Aided Engineering):「ものづくり」における研究・開発工程において、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献する。

本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社

内容について

アドバンスドソリューション統括部 PIDO室/古井
TEL:03-5297-3299 E-MAIL:cetol-info@cybernet.co.jp

報道の方は

広報・IR室/野口、田端
TEL:03-5297-3066 E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp

以上