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電子設計情報管理システム「M-SeeC」販売開始のお知らせ

2009年12月18日

〜電気・電子機器設計プロセスにおける設計資産や部品情報を統合管理!
設計期間の短縮化と製品開発コストの低減/品質向上に貢献〜

 サイバネットシステム株式会社(東証第一部、本社:東京都、資本金:9億9,500万円、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、自社開発製品の電子設計情報管理システム「M-SeeC(エム・シーク)」の販売・サポート・システム構築支援サービスを、2009年12月18日から開始したことをお知らせいたします。

 M-SeeCは、電子部品情報、回路設計CADライブラリ、設計図面、部品構成表、ならびに設計に関わるドキュメント類を、電気・電子回路設計者が登録、検索、承認、共有化を行うことのできる管理システムです。大手企業の設計部門および中小企業などを対象に、開発プロセス上での部品選定の精度向上と設計資産情報の一元管理を図り、設計期間の短縮化と製品の品質向上に貢献します。

 電気設計において、部品の選定は製品の信頼性に大きく影響します。近年のRoHS指令(※1)やREACH規制(※2)により、電気・電子機器における特定有害物質の使用制限はますます強化されています。
 これらの規制に対応するため、設計者は設計の初期段階において、必要となる全ての電子部品情報を入手することが求められています。
 M-SeeCでは、電子部品の機能・定格・価格・使用実績だけでなく、有害物質情報を含め必要な情報全てを登録・管理することができます。

 また、電気・電子回路設計の各工程においては、様々な設計データやドキュメントを生成します。これらの設計資産は成果物として管理され、仕様変更が発生した際には、それらをすぐに流用・変更して、新たな成果物とすることが可能となります。

 サイバネットでは、PCB設計プロセスに関わる回路設計・解析・基板設計・製造までシームレスな設計環境およびエンジニアリングサービスを提供し、電気・電子機器開発における、高品質・低コスト・短納期・環境対応の実現を支援します。

主な特徴

プロジェクト単位での成果物管理

 M-SeeCは、設計において生成される成果物をプロジェクト単位で管理することができます(図1)。 M-SeeCのプロジェクト管理機能には、1つの設計プロジェクトに関わる全てのデータを格納することができます。回路図データ・基板データをはじめ、それらに付随する部品構成表・ネットリスト(※3)・製造用データなどを関連付けて管理することが可能です。

データのレビジョン管理

 各データに版数を付加し、変更履歴の管理を行うこともでき、必要な時に必要なデータを即座に探しだすことができます。


図1:プロジェクト単位で成果物を管理・検索できる

情報資産管理

 M-SeeCは、過去の設計上のトラブル対策や、設計段階で収集した各種技術資料も合わせて管理し、設計部門のエンジニアはそれを自由に参照・流用できる環境を作ることができます。これにより設計ノウハウが蓄積され、エンジニア間の技術情報の共有化を図ることができ、スキル向上に貢献します。

回路設計CADとの連携

 M-SeeCとCadence® OrCAD®(※4)は強固な連携機能が実装されており、回路設計者はCAD上から部品情報データベース内の電子部品情報を簡単に検索・参照し、最適な部品を選定することが可能です。

PLM/PDMシステムとの連携

 M-SeeCは、生産管理部門や資材部門で管理しているPLM/PDMデータベースなど社内基幹システムとインターフェースをとることができます。これにより電子部品情報やBOMデータ(※5)を異なるシステム間で共有し管理することができます。

価格

 税込み3,150,000円〜(税抜き3,000,000円〜)
 オプションやカスタマイズにより価格は異なります。詳細については、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

 M-SeeCの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
  http://www.cybernet.co.jp/mseec/

注釈

※1:RoHS指令(ロース:Restriction of Hazardous Substances):
EU(欧州連合)における電子・電気機器における特定有害物資の使用制限について定められた指令。規制対象になっている有害物質(鉛・カドミウム・六価クロム・水銀・ポリブロモビフェニル・ポリブロモジフェニルエーテル)を含有する製品は、EU加盟国内において販売できなくなる。2006年7月に施行された。
※2:REACH(リーチ:Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicals):
EUにおける化学物質の登録、安全性評価、使用制限、使用許可を生産者および輸入者に義務付ける規制。EU域外の製造業者でも、EUへの輸出を行う場合はREACHの対象となる。2007年6月1日に発効した。
※3:ネットリスト:
電子回路における端子間の接続情報のデータのこと。半導体や電気回路の設計システムにおいては、これを利用して効率的に電子回路データをやりとりする。
※4:OrCAD(オアキャド):
当社取扱の、米ケイデンス社によって開発された電気回路設計・プリント基板設計及びシミュレーションシステム。商品構想設計から市場投入・フィールドサービスまでの期間を短縮することが可能。
※5:BOMデータ(Bill of Materials):
組み立て型製造業において、製品がどの部品・下位構成品・中間製品および原資材などから構成・製造されるのかという関係を示したリスト、またはデータベースのこと。

サイバネットについて

 サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(※)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
 電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、高周波回路解析、電子回路設計など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
 また、ビジネスプロセスの最適化を実現する各種ソフトウェアの提供やマルチメディアWeb会議システムの実施、個人・企業情報の保護を図るPCセキュリティ管理など、企業活動の高度化に寄与するITソリューションの提供をしております。
 サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、当社Webサイト(http://www.cybernet.co.jp/)をご覧ください。
※CAE(Computer Aided Engineering):「ものづくり」における研究・開発工程において、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上の試作品でシミュレーションし分析する技術。試作や実験の回数を劇的に減らすと共に、様々な問題をもれなく多方面に亘って予想・解決し、試作実験による廃材を激減させる環境に配慮した「ものづくり」の実現に貢献する。

本件に関するお問い合わせ:サイバネットシステム株式会社

内容について

応用システム事業部 EDAソリューション部/柳澤
TEL:03-5297-3324 E-MAIL:orcad@cybernet.co.jp

報道の方は

広報・IR室/野口、田端
TEL:03-5297-3066 E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp

以上