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イノベーション支援ツール Invention Machine Goldfire 日本語版5.1J
国内出荷開始のお知らせ

2009年8月7日

〜日本語文書に対するセマンティック解析機能がパワーアップ。
持続的なイノベーションを強力に支援〜

 サイバネットシステム株式会社(東証第一部、本社:東京都、資本金:9億9,500万円、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、米国インベンション・マシン・コーポレーション(本社:マサチューセッツ州、以下「インベンション・マシン社」)が開発・販売・サポートする、イノベーション支援ソフトウェア「Invention Machine Goldfire(インベンション・マシン・ゴールドファイヤー)」の日本語版最新バージョン5.1Jの国内出荷を2009年8月7日より開始することをお知らせいたします。

 Invention Machine Goldfire(以下Goldfire)は、ものづくりの現場における様々な課題解決を支援するソリューションツールです。「イノベーションの持続的な実現を支援する」ことをコンセプトに、ものづくりの現場における様々な問題を適切に分析し、解決策を効率よく創出するための環境を提供します。

 Goldfireが提供する環境は、問題分析のための様々な手法により組み立てられた問題解決プロセスと多彩な知識ベース、そして独自の検索技術が有機的に結びついて実現されています(下の概念図参照)。因果関係やリスクを分析する手法であるRCA(※1)やFMEA(※2)、また機能モデルによる解析を用いたりしながら、多彩な知識ベースを活用して課題を絞り込み、解決策を創出します。
 知識ベースには共有ドキュメントなどの社内文書・外部webサイト・Goldfire Intelligenceが提供する特許情報や発明原理など豊富なコンテンツが含まれます。また品詞間の関連性も認識する独自の意味解析検索技術に基づくセマンティックエンジン(※3)により、解決案の分析や検討作業の効率を向上させることを可能にします。さらに解決案をシステマティックに発想するTRIZ(※4)が実装されており、既存技術の探索と新たな発想の両面から課題解決を支援します。

概念図

Invention Machine Goldfireの概念図
様々な問題に対して、セマンティックエンジンによる解析と豊富な知識データベースで解決案を導く。
解決案などの生成データはリポジトリに登録され、いつでも再活用することが可能。

 新バージョン5.1Jは、イノベーションを実現しやすい環境構築を支援するために多くのユーザーの声を取り入れ、様々な業務をより効果的に行えるようになりました。直感的で使いやすいGUIに生まれ変わるだけでなく、以下のような機能が新たに実装されています。

主な機能

「タスク」:問題分析のプロセス群「ワークフロー」を一新

 これまでは、問題分析を進めるためのプロセス群として「ワークフロー」が定義されていました。新バージョン5.1Jではこのワークフローの組み合わせをあらかじめ用意して、14種類の「タスク」として新たに定義しています。これらのタスクは日々の業務で必要な5つのカテゴリ(新製品開発・製品改良・市場分析・知財活用・リスク分析)に分類され、問題分析が必要なときにはタスクを選択するだけで必要な作業が開始されます。

 「どうやって問題分析を進めたらいいのかわからない」「どんな作業を行えばいいのかわからない」といった場合でも、まずはこの「タスク」を利用することでGoldfireの機能を適切に活用していくことができます。これらのタスクは、ユーザーからの要望を取り入れて設計されており、Goldfireの持つ以下の多彩な機能を組み合わせて定義されています。

  • RCA(根本原因分析)、機能モデル、デバイス分析、プロセス分析、リスク分析(FMEA、HAZOPなど)
  • 特許調査・分析、IEEE文献調査、IMC科学効果、発明原理、システム進化パターン
  • セマンティック技術による知識ベース構築、セマンティック検索技術
タスク画面
様々な開発業務について、目的別の「タスク」として効果的に進めることを支援します。

5つの「カテゴリ」と14の「タスク」

  • 新製品開発
    • 新規システム設計
    • ハイブリッドシステム設計
  • 製品改良
    • 設計意図の記録
    • 製品故障診断
    • 製品欠陥の修正
    • 特定目的を達成するための製品改善
    • 矛盾解決
  • 市場分析
    • Xについて調査
    • テクノロジー調査
    • 製品進化を促進するテクノロジー
    • テクノロジー展望
  • 知財活用
    • 既存技術に対する新規市場調査
    • 特許回避
  • リスク分析
    • 予測的故障分析

活動ランドスケープ/メトリクス/知識ベースの使用量の明確化

 Goldfireの利用状況を把握し、より良い環境構築に向けてフィードバックするために、各ユーザーの活動状況などの統計情報を参照できるようになりました。どのようなタスクが実行されているか、どのユーザーのどのようなアクティビティが高いか、またどの知識ベースがどのような目的で使われているかなどが表示されます。

「Goldfireデスクトップ」:検索・タスクへのアクセスが迅速に

 日々の業務のさまざまな場面の調査検討にGoldfireを活用できるよう、検索や各タスクへのアクセスが迅速に行える「Goldfireデスクトップ」が新たに実装されました。これを起点にすることで、アプリケーションの切り替えを意識することなく、検索や設計、アイディア生成などを行うことができます。

分析結果画面
分析作業の履歴や結果をより詳細に共有することを支援します。

 上記の他にも、Goldfireの独自性を支える意味解析技術に基づいた「セマンティックエンジン」の品質向上や、アイディア生成を促すよう設計された科学コンテンツ「IMC科学効果」の拡充など、様々な機能追加・改良が行われています。

価格

 別途個別でのお見積もりとなっております。
 詳しくは下記お問い合わせ先までご連絡ください。

 Goldfireは、上述の「タスク」のように、今回のバージョンアップで利用方法自体が抜本的に刷新されました。このことにより、業界や企業規模にとらわれず、技術・プロダクト・プロセス・サービスなどに関する様々なイノベーションを実現しようとしている全ての方々にとって、一層取り入れやすくなっています。

 サイバネットは、Goldfireが他に類を見ない「イノベーション支援ツール」として、あらゆる業界の業務やプロジェクトにおける“力強いパートナー”となれるよう、更にサポート体制やコンサルティングパートナーとの連携を強化してまいります。

 Goldfireの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.cybernet.co.jp/inventionmachine/

注釈

※1:RCA(Root Cause Analysis、根本原因分析):
事故や不具合の再発防止や改善への取り組みを効率的に行なうために、それらの原因を絞り込むための手法。なぜなぜ分析とも呼ばれる。医療事故や原子力開発関連事故への適応事例が有名である。
※2:FMEA(Failure Mode and Effect Analysis):
故障防止を目的とした、潜在的な故障モード(欠点)の体系的分析方法。製品製造工程などにおいて、機能変更などを行う前に実施する予防処置として用いられている。
※3:セマンティックエンジン(特許取得済):
単なるキーワード検索ではなく、検索文章内の品詞間の関連性も認識する意味検索エンジン。データベースへのアクセスなどの際にも働き、必要な情報だけを的確に抽出する。他にも多言語クロス検索や特許情報の要約自動生成なども行い、調査・検討プロセスの効率化を支援する。
※4:TRIZ(Teoriya Resheniya Izobretatelskikh Zadatch):
特許の統計的分析から導き出された情報を利用して、発明を創出するという科学的アプローチのこと。旧ソ連海軍で特許事務担当をしていたG・アルトシューラー氏により考案。現在は米・欧・日・韓の企業で導入が進み、問題解決・技術革新のための方法として注目されている。

インベンション・マシン社について

 インベンション・マシン・コーポレーション(Invention Machine Corporation)は、製造業におけるイノベーションとアイディア創造を促進させる企業向けソフトウェアおよびソリューションを提供するリーディング企業です。
 世界の製造業を代表する1,200社以上の企業が、より高い研究開発効果・製品ライフサイクル全体のプロセス改善・革新的な製品の市場投入を求めて、10年以上に渡り同社のソリューションを活用しています。
 米国マサチューセッツ州ボストンの本社の他に英国・フランス・ドイツに営業拠点を持ち、2007年3月には東京にもオフィスを開設しました。詳細は下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.invention-machine.com/

サイバネットについて

 サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(註)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
 電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、高周波回路解析、電子回路設計など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
 また、ビジネスプロセスの最適化を実現する各種ソフトウェアの提供やマルチメディアWeb会議システムの実施、個人・企業情報の保護を図るPCセキュリティ管理など、企業活動の高度化に寄与するITソリューションの提供をしております。
 サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.cybernet.co.jp/

註 CAE : Computer Aided Engineeringの略。 コンピュータによる工学的数値解析・シミュレーション

本件に関するお問い合わせ

サイバネットシステム株式会社

内容についてのお問い合わせ

アドバンスドソリューション統括部 イノベーションソリューション室/中島(なかしま)
TEL:03-5297-3269
FAX:03-5297-3637
E-MAIL:Goldfire-info@cybernet.co.jp

報道の方は

広報・IR室/野口、田端
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
TEL:03-5297-3066
FAX:03-5297-3609
E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp

以上