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汎用有限要素法解析ツールANSYS最新バージョン12.0
日本語版国内出荷開始のお知らせ

2009年7月15日

〜ANSYS Workbenchのプロジェクトページが刷新。
複雑な解析も簡単になり、解析プロセスの一元管理も可能。〜

 サイバネットシステム株式会社(東証第一部、本社:東京都、資本金:9億9,500万円、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、米国ANSYS社(本社:ペンシルベニア州、以下「アンシス社」)が開発・販売・サポートする汎用有限要素法解析ツール「ANSYS(アンシス)」の最新バージョン12.0日本語版(以下「ANSYS 12.0」)の国内出荷を7月中旬より随時開始することをお知らせいたします。

 ANSYSでは設計者向けの操作環境であったWorkbench(ワークベンチ)環境の機能拡張を行ってきましたが、ANSYS 12.0より新しいWorkbenchが採用され、操作環境が大きく変わりました。新しいWorkbench環境ではANSYSが提供する各種解析ソルバー、CADインターフェイス、形状作成・編集、メッシュ生成、最適化設計、結果評価、情報共有などの幅広い解析支援技術を有機的に統合できるプロジェクト管理機能が備わりました。これにより、解析のプロセスを一元管理できるようになり、単一分野の解析はもちろんのこと、複雑な連成解析であっても視覚的操作によって画面上で簡単にプロジェクトを構築することが可能となりました。
 Workbench以外でも、衝突・衝撃解析のラインナップが拡充されWorkbench環境でも利用可能となった他、各分野での解析機能も強化されています。

主なバージョンアップ項目

ANSYS Workbenchのプロジェクトページが刷新

 ANSYS Workbench のプロジェクトページが刷新され、解析プロセスを一元管理できるようになりました。
 プロジェクトページは、解析フローのテンプレートを収めた「ツールボックス」と、解析のプロセスを図解した「プロジェクト概念図」で構成されています。単一分野の解析はもちろんのこと、複雑な連成解析の場合も、ツールボックスを組み合わせることで簡単にプロジェクトを構築することが可能です。プロセスやデータの相関関係が図示されているため、社内での情報共有にも役立ちます。(図1)

図1プロジェクトページ
ツールボックスの組み合わせで、プロジェクトを簡単に構築できる

様々な解析分野別に、フローのテンプレートを収めた「ツールボックス」

 ツールボックスには、解析分野ごとに必要な解析フローのテンプレートが収録されています。プロジェクト概念図にドラッグ&ドロップすると、作業項目が箇条書きで一覧表示され、項目をクリックすると自動的に必要なツールが起動します。「未処理」「終了」などの進捗がアイコンで表示されるため、作業に抜けがないか確認できます。(図2)

図2 ツールボックス
プロジェクト概念図へドラッグするだけで必要作業項目がわかり、クリックでツールが起動する

簡単に構築でき、保存も可能な「解析プロジェクト」

 単一分野の解析はもちろんのこと、複雑な連成解析でも、ツールボックスをドラッグ&ドロップするだけで簡単に解析プロジェクトを構築できます。作成したメッシュを他の解析でも利用したり、解析結果から導かれた数値パラメータを転送したりするなどデータを関連づけたい場合も、項目をドラッグ&ドロップすれば設定できます。さらに、一度作成した解析プロジェクトをツールボックスとして保存し、再利用することも可能です。(図3)

図3 解析プロジェクト
ドラッグ&ドロップで構築ができ、保存や再利用も可能

衝突・衝撃解析のラインナップが拡充、ANSYS Workbench でも利用可能に

 陽解法の動解析ソルバーである「ANSYS LS-DYNA(アンシス LS-ダイナ)」や「ANSYS AUTODYN(アンシス オートダイン)」がANSYS Workbench上から実行可能となり、高度な衝突・衝撃解析や爆発解析を簡単に行うことができるようになりました。(図4)

その他、各分野で解析機能を強化

その他にも以下のような機能強化も行われました。

  • 構造解析分野における新しい要素タイプの追加
  • 接触解析のパフォーマンス向上
  • 電磁場解析における3次元電磁場要素の追加と並列計算対応による解析速度向上と解析規模拡大
  • 流体解析では従来のソルバーにFLUENTソルバーも追加して利用が可能
ANSYS AUTODYNによる鉄筋コンクリートの破壊解析事例
図4 衝突・衝撃解析の例
ANSYS AUTODYNによる鉄筋コンクリートの破壊解析事例(ANSYS Workbenchの各種ツールを利用)

これらの他にも多くの機能が強化されています。詳細については別途お問い合わせください。

ANSYSの展望

 ANSYS製品群には各業界に特化した様々な専用プロダクトがあります。ANSYS社はこのようなプロダクト群を新しいWorkbench上で稼動するように統合していきます。そして、将来的には様々な解析ツールを統合化し、完全なマルチフィジックス解析環境を実現して行くことを計画しています。

価格

下記お問い合わせ先まで別途ご連絡ください。

 ANSYSの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.cybernet.co.jp/ansys/

アンシス社について

 アンシス社は、1970年にSwanson Analysis Systems社として設立され、航空宇宙、自動車、機械、電機、電子、医療工学など幅広い産業の製品開発に携わるエンジニアや設計者のためのシミュレーションソフトウェアを 開発、全世界へと提供しています。設計の初期段階から試作実験と最終評価までの段階において、高速かつ効果的な製品開発を行えるように、オープンで柔軟性の高いソリューションを開発し続けています。詳細は下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.ansys.com/

サイバネットについて

 サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(註)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
 電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、高周波回路解析、電子回路設計など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
 また、ビジネスプロセスの最適化を実現する各種ソフトウェアの提供やマルチメディアWeb会議システムの実施、個人・企業情報の保護を図るPCセキュリティ管理など、企業活動の高度化に寄与するITソリューションの提供をしております。
 サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.cybernet.co.jp/

註 CAE : Computer Aided Engineeringの略。 コンピュータによる工学的数値解析・シミュレーション

本件に関するお問い合わせ

サイバネットシステム株式会社

内容についてのお問い合わせ

メカニカルCAE事業部 マーケティング室
担当/新留(にいどめ)
TEL:03-5297-3208
FAX:03-5297-3637
E-MAIL:anssales@cybernet.co.jp

報道の方は

広報・IR室/野口、田端
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
TEL:03-5297-3066
FAX:03-5297-3609
E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp

以上