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信号処理アルゴリズム開発環境「SignalMaster」シリーズ
「WiMAX用RFモジュール」販売開始のお知らせ

2009年6月17日

〜広い周波数帯と二種類の帯域幅をカバー
WiMAXをはじめ、次世代高速無線通信の研究開発環境を提供〜

 サイバネットシステム株式会社(東証第一部、本社:東京都、資本金:9億9,500万円、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、カナダ Lyrtech社(本社:ケベック、以下「リアテック社」)が開発・販売・サポートする「SignalMaster(シグナルマスター)」シリーズの新たな商品「WiMAX(ワイマックス)用RFモジュール」を2009年6月17日より国内向けに販売開始することをお知らせいたします。

 SignalMasterシリーズは、信号処理アルゴリズム開発のための統合開発環境です。MATLAB/Simulink(マットラブ/シミュリンク・※1)で信号処理アルゴリズムモデルを開発し、それを実装可能なVHDLやC言語に変換後、ハードウェア上へ実装して実機検証することを可能にします。 SignalMasterはMATLAB/Simulinkによるモデルベース開発を行うことができ、急速に技術革新が進む通信/信号処理アプリケーション開発に迅速に対応できるソリューションです。

 近年、高速データ通信への需要が高まり、次世代ブロードバンドワイヤレスアクセス(※2:以下、次世代BWA)に期待が集まっています。WiMAX(※3)をはじめ次世代BWAの商用サービスが開始される中、アルゴリズムの研究やシステムの開発がさらに活発化しています。「WiMAX用RFモジュール」を含めたSignalMasterシリーズの開発環境は、研究開発のためのプラットフォームを提供するものです。

 今回のWiMAX用RFモジュールは、2.3〜2.7GHzまたは3.3〜3.8GHzの広い周波数帯をカバーしており、帯域幅も7MHzと25MHzから選択することができます。よって、WiMAXや次世代PHSであるXGP、第3.9世代の携帯電話規格であるLTE/TDD、中国が主導して規格化された第3世代携帯電話TD-SCDMAなどの様々なTDD(※4:時分割複信)方式の無線通信へ適用を可能にしています。

 サイバネットは、今後もSignalMasterシリーズラインナップの拡充により、デジタル信号処理開発環境として幅広いアプリケーションに向けたソリューションを提供していきます。

WiMAX RF Module

 SignalMasterシリーズの無線通信システム開発環境「SFF SDR Development Platform」に向けたWiMAX用RFモジュールです。小型・省スペースな開発環境を構築できます。
 二つご使用いただくことにより、2×2 MIMO(※5)通信を実現できます。

WiMAX RF Module
WiMAX RF Module。写真は二つ繋げた場合

Twin WiMAX RF Transceiver

 SignalMasterシリーズのハイエンド開発環境「SignalMaster Pro」に向けたWiMAX用RFモジュールです。FPGA(論理回路のプログラミングが可能なLSI)およびDSP(デジタル信号処理に特化したマイクロプロセッサ)を複数使用する高い信号処理性能の開発環境を構築できます。
 二つあるチャネルを2.3〜2.7GHzまたは3.3〜3.8GHzから選択することができます。同じ周波数を選択することで、2×2 MIMO通信を実現できます。

Twin WiMAX RF Transceiver
Twin WiMAX RF Transceiver

 SignalMasterシリーズの詳細については、下記Webサイトをご覧下さい。
 http://www.cybernet.co.jp/SignalMaster/

セミナー情報

 2009年7月9日(木)に「SignalMaster紹介セミナー」を開催いたします。本セミナーでは、製品説明やデモンストレーションによりSignalMasterシリーズのご紹介をする予定です。詳細は以下Webサイトをご覧下さい。
http://www.cybernet.co.jp/matlab-thirdparty/seminar_event/seminar/signalmaster.html

注釈

※1:MATLAB/Simulink:
当社取扱の、米マスワークス社によって開発された数値計算・データ解析・シミュレーションのためのソフトウェア。自動車・航空宇宙をはじめ、通信・金融・医療など広範な分野において、全世界で100 万人以上のエンジニア・研究者に利用されている。
※2:ブロードバンドワイヤレスアクセス(Broadband Wireless Access):
高速無線通信回線の総称。建物内部で使用される無線LANとは異なり、電話回線などの加入者系通信網の末端部分を利用するため、人口密度の低い地域でも安価にブロードバンド接続サービスを提供できる手段として注目されている。
※3:WiMAX(ワイマックス):
BWAの一種で、IEEE802.16の中で規格化された無線通信規格。次世代高速無線通信技術として注目されており、最近では電機メーカーからWiMAX対応の新機器が相次いで発表されている。
※4:TDD(Time Division Duplex:時分割複信):
電気通信技術の中で同時に送受信を行う方式の一つ。通信経路を時間軸で細かく区分し、送信と受信を高速に切り替える手法。主に無線通信・移動体通信で用いられている。
※5:MIMO(Multiple Input Multiple Output:マイモ):
無線通信技術の一つで、複数のアンテナを用いてデータの送受信を行うことにより、帯域を広げて高速で安定したデータ通信を行う。2×2 MIMOの場合は、送受信に二本ずつのアンテナを用いる。

Lyrtech社について

 リアテック社は、北米・南米からアジア・ヨーロッパに渡る顧客に対してデジタル信号処理ソリューションの提供を行っています。一方でDSP/FPGA開発環境・電子機器の開発/プロトタイピング/製造等の幅広い領域についてもソリューションを提供しています。また、テキサス・インスツルメンツ、マスワークス社、ザイリンクスとパートナーシップを結んでいます。詳細は下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.lyrtech.com/

サイバネットについて

 サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(註)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
 電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、高周波回路解析、電子回路設計など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
 また、ビジネスプロセスの最適化を実現する各種ソフトウェアの提供やマルチメディアWeb会議システムの実施、個人・企業情報の保護を図るPCセキュリティ管理など、企業活動の高度化に寄与するITソリューションの提供をしております。
 サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.cybernet.co.jp/

註 CAE : Computer Aided Engineeringの略。 コンピュータによる工学的数値解析・シミュレーション

本件に関するお問い合わせ

サイバネットシステム株式会社

内容についてのお問い合わせ

アドバンスドソリューション統括部 モデルベース開発推進室
担当/山口(哲)、長岡
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
TEL:03-5297-3255
FAX:03-5297-3637
E-MAIL:ecsales@cybernet.co.jp

報道の方は

広報・IR室/野口、田端
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
TEL:03-5297-3066
FAX:03-5297-3609
E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp

以上