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公差解析ソフトウェア「CETOL 6σ」
アジアにおける独占販売権取得のお知らせ

2009年6月1日

〜中国・台湾・韓国など、公差ソリューションをアジアへ拡大〜

 サイバネットシステム株式会社(東証第一部、本社:東京都、資本金:9億9500万円、代表取締役社長:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、公差解析ソフトウェアを開発・販売・サポートするカナダRand Worldwide社(本社:トロント、以下「ランドワールドワイド社」)傘下の米国Sigmetrix社(本社:テキサス、以下「シグメトリックス社」)が提供する公差解析ソフトウェア「 CETOL 6σ(シーイートル シックスシグマ)」について、シグメトリックス社と日本国内を始めとした中国・台湾・韓国を含むアジアにおける独占販売代理店契約を締結したことをお知らせいたします。

 CETOL 6σは、3次元CADにアドインされた公差解析(※1)マネジメント・ソフトウェアです。
 CETOL 6σは、設計CADデータを直接利用して3次元公差解析のアプローチができるため、2次元図面では計算が難しかったガタや、3次元で姿勢を維持する複雑な構造での公差解析も可能となります。設計者は、CETOL 6σを設計段階で活用することで、量産工程で発生していたアセンブリ不具合などを事前に予測することができ、製造リスクの回避や品質の安定化に貢献します。また、最適な公差値が設定されることでアセンブリ品質の向上にもつながり、コスト削減の検討も容易になるなど、構想から量産まで設計プロセスのあらゆる段階で活用することができるツールです。

 サイバネットは、本独占代理店契約によって、アジアを中心としたグローバルなものづくり環境においてCETOL 6σを用いた公差ソリューションを展開することで、各国のものづくりの3次元設計における公差検証プロセスの効率化に寄与し、コスト競争に勝つための設計プロセスの最適化に貢献できると考えています。

CETOL 6σ 商品概要

 CETOL 6σは、3次元CADデータを直接利用するため、現実のアセンブリを正確に表現することができます。実機に近いばらつきの予測を行うことで、量産工程での組立性を設計段階でチェックする公差解析を実現します。また、現実の部品製造プロセスで得られたばらつき情報をフィードバックすることで、原価低減の検討や、ものづくりでの問題発生時の改善策を公差解析の結果から得ることができます。
 CETOL 6σは、独自の公差解析手法であるシステムモーメント法(※2)を採用し、高速で正確な公差解析を実行します。得られる結果も製品性能における工程能力指数(※3)や歩留まりなどアセンブリ品質が確認できるだけでなく、解析結果に影響の大きい寸法値や公差値の影響をそれぞれ独立して確認することができるため、これまで勘と経験に頼っていた、製品の品質改善のアプローチを効率的かつ定量的に行うことができます。

 CETOL 6σは、従来の公差値だけを最適化する公差設計ではなく、設計プロセスそのものを最適化する「公差マネジメント」という考え方をベースとした3次元公差解析ツールです。

動作環境

 Windows XP SP2(32bit、64bit)

価格

  • CETOL 6σ for CATIA V5
    税込み 619万5,000円(税抜き590万円)から
  • CETOL 6σ for Pro/ENGINEER
    税込み 619万5,000円(税抜き590万円)から
  • CETOL 6σ for SolidWorks
    税込み 409万5,000円(税抜き390万円)から

 上記価格の他に、初年度保守費用が必要です。詳しくは下記お問い合わせ先までご連絡ください。

注釈

※1:公差・公差解析:
公差とは、設計時に設定した寸法が持つことのできるばらつきの許容範囲。通常はJIS規格を基準とするが、製品構造上さらに厳しく設定する必要がある箇所については、設計者自身の判断で設定することもある。寸法におけるばらつきの許容範囲を「寸法公差」、その位置や姿勢を定義するために付加する許容範囲を「幾何公差」と呼ぶ。公差解析とは、量産工程で発生していた組立不具合などを事前に予測するための解析。
※2:システムモーメント法:
公差解析の計算方法の一つ。アセンブリの寸法と部品の寸法の幾何的な位置関係から、アセンブリに対する部品の寸法の「感度」を数学的に解くのが特徴で、公差設定の前でも寸法の管理度合いを測ることができ、また計算負荷も少ないのが利点。公差解析にはモンテカルロ・シミュレーション法も主要な方法として知られているが、計算負荷が高いことが問題とされている。
※3:工程能力指数:
品質管理分野において、定められた規格限度内で品質基準を満足する製品を生産できる能力を表す指数。規格限度幅と製品の品質のばらつきの関係を把握するために利用されている。

シグメトリックス社について

 シグメトリックス社は、1990年に米国で創設された、機械系技術者のために使い易さにフォーカスした公差解析ソフトウェアを提供する企業です。CETOL 6 σ for Pro/ENGINEER は、1992年の出荷開始以来、世界中で利用されています。また、ダッソー・システムズ社のゴールド・ソフトウェア・パートナーとして、CETOL 6 σ CAA V5 BasedをCATIAユーザに提供しています。
 2007年にはサイバネットの開発委託により、CETOL 6σ for SolidWorksも開発、現在では多くの3次元CADユーザに対して公差解析のソリューションを提供しています。
 シグメトリックス社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.sigmetrix.com/

ランドワールドワイド社について

 ランドワールドワイド社は、1986年にカナダで創設された、インフラ業界・製造業界にソリューションを提供するプロバイダーです。同社の取り扱い製品は、PLM分野におけるコンサルティングサービス、各種ソフトウェアの開発・販売のほか、ハードウェアの販売・構築などのサービスにて製造業を支援しています。
 ランドワールドワイド社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.rand.com/

サイバネットについて

 サイバネットシステム株式会社は、科学技術計算分野、特にCAE(註)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。
 電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、高周波回路解析、電子回路設計など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
 また、ビジネスプロセスの最適化を実現する各種ソフトウェアの提供やマルチメディアWeb会議システムの実施、個人・企業情報の保護を図るPCセキュリティ管理など、企業活動の高度化に寄与するITソリューションの提供をしております。
 サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
 http://www.cybernet.co.jp/

註 CAE : Computer Aided Engineeringの略。 コンピュータによる工学的数値解析・シミュレーション

本件に関するお問い合わせ

サイバネットシステム株式会社

内容についてのお問い合わせ

アドバンスドソリューション統括部 PIDO室
担当/古井
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
TEL:03-5297-3299
FAX:03-5297-3637
E-MAIL:cetol-info@cybernet.co.jp

報道の方は

広報・IR室/野口、田端
〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3
TEL:03-5297-3066
FAX:03-5297-3609
E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp

以上