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高速配光測定システム「Imaging Sphere」販売開始のお知らせ

2005年11月14日

〜光源の配光分布、ディスプレイの視野角、材質の散乱分の測定〜

サイバネットシステム株式会社(東証第一部、本社:東京、資本金: 9億9500万円、代表取締役社長:井上 惠久、以下「サイバネット」)は、Radiant Imaging社(本社:アメリカ シアトル市、代表取締役社長:ロナルド リコウスキー、以下“ラディアント社”)と世界有数のエレクトロニクス企業フィリップス社が共同開発し販売している高速配光測定システム「Imaging Sphere」(イメージング・スフェア)の販売を国内で開始したことをお知らせ致します。

ディスプレイや発光光源の開発は何十年も以前から行われてきたことですが、近年の製品リリースを見てもその開発速度が飛躍的に速まっていることが伺 えます。各社とも製品の精度を向上させるために開発環境を整えたり、製品製造の歩留まりを押さえたりと各方面での対応が進んでいます。設計効率を上げ市場 投入までの時間を短縮するためには、開発環境面では精度を定量的に評価、比較できる測定装置が欠かせません。また、製品製造時の歩留まりを少なくするため にもこうした装置導入による検査が必要です。このように、製品の評価は必須事項ですが、測定の時間が長くかかるため、効率化を阻害する一因ともなっていま した。例えば、発光光源の配光測定もしくはディスプレイの視野角測定には、光源に受光器を角度毎に振りながら測定を繰り返す Goniometer (ゴニオメーター)を使用していたため、精度は得られても結果を得るために長い時間(ピッチ角度に依存しますが、測定時間は10分以上)が必要でした。ま た、材質の散乱測定を行う際は、時間を必要とするだけではなく、全方位の測定が正確に行えないという制限も受けておりました。
サイバネットが今回販売を開始した「 Imaging Sphere」を採用すると、全方位を1度に測定できるため、5秒以内で測定を終了することができ、材質測定における制限も受けることなく評価することが 可能です。「Imaging Sphere」の機能・特長は以下のとおりです。

製品の機能 / 特長

Imaging Sphereの受光部にはラディアント社製の輝度・照度・色度測定システムProMetric(プロメトリック)を採用しているため、高解像度、高ダイナ ミックレンジの評価を行うことが可能です。ProMetricはディスプレイの評価システムとして開発されましたが、その精度を生かしてImaging Sphereでも採用されています。なお、ProMetricはサイバネットの取扱商品です。
Imaging Sphereは、測定した結果をPC上にインストールしたソフトウェア内で表示し、PC上でデータの確認、解析を行うことができます。結果表示には、生 データの表示だけでなく、強度分布、色度解析など各種出力が用意されているためユーザーが望んだ表示を素早く確認することができます。また、同製品1台で 光源の配光分布、ディスプレイの視野角、材質の散乱特性全ての評価が行えることも特長の一つです。

  • 各種光源の配光分布測定が可能
  • 各種ディスプレイの視野角測定が可能
  • 各種材質の透過/反射散乱分布測定が可能
  • 10bit、14bitの測定データ取得
  • 輝度/色度測定が可能
  • 測定時間は5秒以内
  • 測定ピッチ角度が1度未満と高解像度

動作環境

OS

Microsoft Windows 2000 もしくは XP

CPU

Pentium W 2GHz以上

RAM

256MB以上

価格

製品の精度および解像度の選択により価格が変わります。
3,000,000円〜10,000,000円

初年度販売目標

初年度のImaging Sphere販売本数目標は、10本を見込んでおります。

Radiant Imaging社について

同社は、1992年に設立されて以来、米国のシアトル市を拠点として光学の測定分野において幅広い技術力の提供を行ってきました。現在は大きく3つの主力製品を取り扱っており、その中の1つが、ニアフィールドと呼ばれる配光測定です。光源測定において、この測定を行える企業は同社のみであり、各光源メーカーにその測定方法および測定器などを提供し続けています。このデータは光源そのものの精度評価にも役立てることもでき、またそのデータを照明光学シミュレーションソフトウェアに取り込み解析を行うこともできます。2つ目がProMetricです。この製品はディスプレイを主に評価する製品であり、電機メーカーで幅広く取り入れられています。3つ目がImaging Sphereですが、この製品は今後の市場展開を大きく期待できる製品です。
同社の製品は、日本を始め各国の代理店(現在10社)で販売されており、世界中で利用されている製品です。Radiant Imaging社に関する詳しい情報については、下記サイトをご覧ください。
http://www.radiantimaging.com/index.htm

サイバネットシステム株式会社について

当社は、科学技術計算分野、特にCAE(註)関連の多岐にわたる先端的なソフトウェアソリューションサービスの提供を行っております。電気機器、輸送用機器、機械、精密機器、教育・研究機関など様々な業種及び適用分野におけるソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティング等を提供しております。構造解析、音響解析、機構解析、制御系解析、通信システム解析、信号処理、光学設計、照明解析、高周波回路解析など多様かつ世界的レベルのCAEソフトウェアを取扱い、様々な顧客ニーズに対応しております。
サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、http://www.cybernet.co.jp/をご覧下さい。

註 CAE : Computer Aided Engineeringの略。コンピュータによる工学的数値解析・シミュレーション

この件に関するお問い合わせ

サイバネットシステム株式会社

内容について

オプティカルソリューション部
担当/福島和政
〒112-0012 東京都文京区大塚2-9-3 住友不動産音羽ビル
TEL:03-5978-2481
FAX:03-5978-6082
製品URL:http://www.cybernet.co.jp/imagingsphere/

報道の方は

広報室/勝又,松代
〒112-0012 東京都文京区大塚2-15-6 ニッセイ音羽ビル
TEL:03-5978-5404
FAX:03-5978-5441
E-MAIL:irquery@cybernet.co.jp

以上