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マスワークスとザイリンクスがFPGAのメインストリームDSPへの投入を計画

2000年04月10日

The MathWorks,IncとXilinx,Incは 2000年4月10日付で、FPGAを高機能DSPアプリケーションに使用する為の戦略上の提携の締結に合意したことを発表した。この提携には共同開発、 セールス、マーケティングにおける協力が含まれており、最初の製品はマスワークス社のSimulink用に作られたザイリンクスのSYSTEM Generatorとなる。マスワークス社の定評のあるシステムレベルデザインツール SimulinkとザイリンクスのCORE Generator, LogiCORETM DSP coreを使用た同ソフトウエアはシステムレベルデザインとFPGAのインプリメンテーションとのギャップを埋めるため今後開発される製品群の最初のもの となる。

“急速に拡張される機能により、ザイリンクス社のVirtexとSpartan-II FPGAファミリは、3-Gワイアレスコミュニケーションシステム、ワイアレスインターネットアクセス、高品位テレビ、画像処理などの多くの先端DSPア プリケーションにおいて最良のソリューションになりつつある”と、マスワークスのDSP/通信分野のシニア マーケティングマネージャのケン カーノフスキーは語る。“2年の間ザイリンクスと共同開発を行い、今回の正式な提携はFPGAがDSP設計者のコミュニティで使用され始めるという動向を 我々がリードしていく事に導いてくれると思う”

マスワークスのSimulink上で使用できるザイリンクスのSYSTEM Generatorは、パラメータ設定可能な高機能LogiCORE DSPモジュールを使用するザイリンクスのソリューションを強化するものである。このツールは設計者がDSPシステム全体の設計と検証を行い、またザイリ ンクスのFPGAに実装が可能なHDLコードを生成する事が可能である。このツールはDSPシステムデザインをザイリンクスのLogiCOREモジュール に自動的にマップします。

“今迄、設計者がFPGAをDSPアプリケーションで使用する際の最大の障害は、システムレベルでの設計をFPGAハードウェアへ実装することだった。” と、ザイリンクス社のサービス、IPソリューション、ソフトウェア担当上席副社長 Rick Sevcikは語る。“今回の提携とマスワークス社のSimulink上で使用するザイリンクスのSYSTEM Generatorにより、システムデザインからFPGAインプリメンテーションへの完璧なDSPソリューションを作り上げた。”

伝統的にDSPの設計者はASIC, ASSPか、DSPプロセッサ、マイクロプロセッサのどちらかを選択してきた。FPGAはASIC/ASSPの高機能性、システムインテグレーションと、 再プログラム可能で、短時間で市場に出せるというプロセッサの利点を兼ね備えたものである。

“0.18ミクロンのプロセス技術や、Virtex、Spartan-II といったFPGAのTrue-DualPort MemoryやMultiplier logic などユニークな機能により、ユーザはDSPアプリケーションにおいてすばらしい恩恵を受ける事になる”と、ザイリンクスのマーケティング担当副社長である Sandeep Vijは語る。“ザイリンクスのSYSTEM Generatorは既存のユーザが大幅に開発期間を短縮でき、FPGAに詳しくない多くのDSP設計者にザイリンクスのFPGA技術の恩恵を受ける道標 になる。”

以上